人工芝の長さ・厚さの違いは?DIY時の選び方やチェックポイント、施工方法をご紹介します!

庭に人工芝を敷こうとしたとき、「芝の長さや厚さ、どれを選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?実は、芝丈(長さ)や密度の違いは、見た目やクッション性、耐久性に大きく関わります。
「人工芝の種類がいっぱいあるけど、どれを選んだらいいの?」
「芝丈が短いとつなぎ目(ジョイント)が目立つって本当?」
「人工芝のDIY、何を気をつけたらいいの?」
そんな疑問を感じたことがあるなら、この記事で解決できます。
人工芝専門施工1,000件超の「芝助」が、DIY初心者でも失敗しない選び方や注意点をわかりやすくまとめました。
この記事では、お庭のDIY施工をお考えの方に向けて
- 芝丈(長さ)・密度など人工芝の基本スペックの違い
- 用途別におすすめの芝の長さ・厚さ
- DIYで施工する際に気をつけたいよくある後悔とワンポイントアドバイス
などを、プロの視点でわかりやすくご紹介します。あなたの理想の庭づくりに、ぴったりの人工芝を見つけるために、ぜひ最後までご覧くださいね。
1. 人工芝の「芝丈(長さ)」で変わる!見た目・触り心地・使い心地
人工芝選びでまず注目したいのが「芝丈(しばたけ)」です。芝丈とは、芝の1本1本の高さ(長さ)のこと。見た目のリアルさや、クッション性の高さに関わります。
一般的に、人工芝の芝丈は20mm〜40mm程度が主流ですが、短いもので10mm前後、長いものでは70mm近い商品もあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
短め(20mm前後)
メリット
- 掃除がラクでゴミが絡まりにくい
- 水はけ・乾きが早く、カビや虫のリスクが少ない
- 芝が寝ても目立ちにくく、耐久性が高め
デメリット
- クッション性が少なく、地面の硬さを感じやすい
- ふわふわ感や見た目のリアルさはやや劣る
- 芝が短いため、つなぎ目(ジョイント)が目立ちやすい
標準(25mm〜35mm)
メリット
- つなぎ目(ジョイント)も自然に馴染みやすく、DIYでも扱いやすい
- 掃除・メンテナンスも比較的しやすい
- クッション性・見た目の自然さともにバランスが良い
デメリット
- 短丈に比べて若干ゴミが絡まりやすくなる
- 密度や素材によっては芝がやや寝やすいものもある
長め(40mm〜)
メリット
- 天然芝のようなリアルな見た目で、ナチュラル感抜群
- ふわふわでクッション性が高く、裸足でも快適
- ドッグランや子どもの遊び場などにぴったり
デメリット
- 芝が寝やすく、ヘタりやすい(とくに、同じ場所に長時間寝転んだり、重たいものを置いた場合)
- ゴミが絡まりやすく掃除がやや大変
- 水を含みやすく、乾きが遅い
- 長すぎるとつなぎ目(ジョイント)がズレたときに浮きが目立ちやすい
DIYで迷ったら、25〜30mmの芝丈を選ぶと失敗が少ないです。芝丈は見た目の印象だけでなく、使いやすさ・掃除のしやすさ・設置のしやすさにも影響します。
2. 人工芝の基本構造と種類〜選び方の前に知っておきたい基礎知識
人工芝を選ぶうえで大切なのが、「そもそも人工芝ってどうできてるの?」という構造の理解です。意外と見落とされがちですが、構造や素材の違いを知ることで、耐久性や使い心地の満足度がグッと上がりますよ。
人工芝の基本構造は「3層」でできている
芝糸(パイル)
芝糸見た目・クッション性・肌触りを左右する表面の芝のことを指します。
バッキング
バッキングとは基布の裏面をコーティングする部分、つまり芝葉を固定する部分です。このバッキングは、人工芝の耐久性や寿命に大きく影響を与え、芝糸が抜けないようにしたり、紫外線から守ったりする役割があります。
裏面コーティング
裏面コーティングとは、芝葉の抜け防止と人工芝の強度を高めるために行うコーティングの事です。裏面コーティングがしっかりしていないと、芝糸が抜けやすく寿命も短くなってしまうので要注意です。
3.人工芝の種類と特徴
出典:Amazon
人工芝には大きく分けて、「景観用リアル人工芝」「スポーツ用人工芝」「室内用人工芝」の3つがあります。それぞれ特徴を見ていきましょう。
景観用リアル人工芝(芝丈は25〜40mmが主流。全体厚みは約1.5〜2cm)
- 裏面に排水穴があり、屋外設置にぴったり
- 見た目がリアルで美しく、クッション性もあり
- DIY向きで加工もしやすい
お庭、ベランダ、ドッグラン、子どもスペースにオススメです。
スポーツ用人工芝(芝丈は10〜20mmが主流。全体厚みは約1cm前後)
- 耐久性が高く、踏み心地はやや硬め
- 専用の下地や施工が必要なことも
- 景観用途にはやや無骨な見た目
スポーツの種類によって芝丈は異なります。(ゴルフのパター10mm前後、サッカーやテニスコート50mm-70mm前後)
室内用人工芝(芝丈は10〜30mmが主流。軽量でコンパクト)
- 芝丈は短めでお手入れ簡単
- デザイン性が高く、カラーバリエーションも豊富
- 屋外には不向きな素材もあるので注意
子ども部屋、室内マット、インテリア装飾などにオススメです。
4.結論!DIYでは芝丈25〜30mmの景観用リアル人工芝がオススメ
「それで!結局どれを選べばいいの?」ここが一番知りたいところですよね。
- 施工に失敗したくない
- 見た目もきれいに仕上げたい
- できるだけ掃除がラクで、長持ちしてほしい
- でも、専門知識や工具はあまりない…
そんなDIYユーザーにぴったりなのが、芝丈25〜30mmの景観用リアル人工芝です。
芝丈25〜30mmがDIYに向いている理由
- 芝丈が短すぎないので、つなぎ目(ジョイント)が目立ちにくい
- 芝が倒れにくく、掃除やメンテナンスの手間がかからない
- 見た目の自然さと施工やメンテナンスのしやすさのバランスが良い
景観用リアル人工芝がDIYに向いている理由
- 屋内用と違って、屋外での耐久性・排水性もOK
- 加工しやすく、DIY初心者でも扱いやすい
- 見た目がリアルで、仕上がりに満足しやすい
芝丈25〜30mmの景観用リアル人工なら、「せっかく頑張って敷いたのに…」と後悔するリスクをグッと減らせます。
5.DIYの耐久性を維持したかったら高密度がオススメ
芝丈の他に、意識すべきポイントが「密度」。人工芝の「密度」とは、一定面積に対してどれだけの芝糸(パイル)が植え込まれているかを表す指標です。つまり、同じ芝丈でも、密度が違えばまったく見た目や使い心地が変わってくるのです。
密度が高い人工芝のメリット
- 芝糸が詰まっている分、下地が透けにくく、まるで天然芝のようなリアルな見た目に
- 芝糸同士が支え合って立ちやすいため、ふわっとした状態をキープしやすい
- クッション性が高く、歩き心地・座り心地が良く、子どもの遊び場としても
- 音を吸収し、直射日光の熱も和らげてくれる
密度が低い人工芝のデメリット
- 同じ芝丈でも密度が高いと、そのぶん材料費がかかり、コストは高めに
- 重量が増すため、DIYでの持ち運びや敷設が少し大変
- 密集している分、芝の間に水がとどまりやすく、排水性が低下するケースも。その場合は排水穴付きの製品を選ぶと安心です
「リアルな見た目にしたい」「多少費用がかかっても、長持ちしてほしい」なら高密度タイプがオススメです。ただし、敷設する面積が広い場合や、持ち運びに不安がある場合は、やや密度を抑えた軽量タイプを選ぶのもアリです。
6.よくある後悔例と防止策。つなぎ目の見た目にも注意!
人工芝をDIYで敷いて「思ってたのと違う…」と後悔してしまう方も少なくありません。その中でも特に多いのが、次のような失敗です。
後悔① つなぎ目(ジョイント)が目立ってしまった…
芝丈が短かったり、芝糸の密度が足りなかったりすると、人工芝同士のつなぎ目(ジョイント)がくっきり見えてしまうことがあります。「せっかく敷いたのにパネル感がすごい…」というのは、意外とよくあるDIYの失敗談です。
芝助のワンポイントアドバイス
芝丈25〜30mm以上・密度がしっかりしたタイプを選び、芝目の向きを合わせて仮置きしてから施工するのがコツ。また、ジョイントテープを使えば、ズレや浮きも防ぎやすくなります。
後悔②芝がすぐ倒れてヘタってしまった…
クッション性を求めて芝丈が長めの人工芝を選んだものの、「思ったよりすぐにペタッと寝てしまった…」という声もよく聞かれます。これは、芝糸の密度が足りなかったり、ファイバーの形状が柔らかすぎたことが原因かもしれません。
特に、人がよく歩く場所や重たい家具・プランターを置いている場所では、芝が倒れやすくなります。
芝助のワンポイントアドバイス
まずは、倒れにくいV字やW字ファイバー+高密度タイプの人工芝を選ぶことがポイントです。
それでも芝が寝てきた場合は、デッキブラシなどを使って、芝目に逆らうようにブラッシングしてあげると、芝が立ち上がって見た目が復活します。「気づいたときに軽くブラッシングする」このひと手間で、ふわっとした仕上がりを長くキープできますよ。
後悔③ 掃除・メンテナンスが大変だった…
ふわふわの人工芝に憧れて買ったけれど、「ゴミが絡まりやすくて掃除が大変」「水はけが悪くてカビが…」ということも。
芝助のワンポイントアドバイス
排水穴付きの製品や抗菌機能付きの人工芝を選ぶことで、日々のメンテナンスの手間を減らせます。
7.人工芝はどこで買うのが正解?「失敗したくない」DIY派にオススメなのが専門店の人工芝
「人工芝はホームセンターでもネットでも買えるけど、どれを選べばいいのか分からない…」「安い人工芝で後悔したくない!」「せっかく敷くなら、見た目も耐久性も妥協したくない」
そんなふうに感じていませんか?
人工芝は、一見どれも同じように見えて、実は品質や使い心地に大きな差があるアイテムです。特にDIYで施工する場合、「失敗しない芝選び」がとても重要です。
後悔しない人工芝選びをしたいなら、実績と信頼のある専門店を選ぶのが安心です。そこでおすすめなのが、人工芝専門店「芝助」。施工実績1,000件超のプロが選び抜いた高品質な人工芝を、DIY向けに全国に発送しています。
8.芝助の人工芝が選ばれる理由
芝助の人工芝は、プロの施工現場でも使われている高耐久・高密度タイプ。だから、DIYでも安心して長く使えるクオリティが手に入ります。さらに、実際の施工経験をもとに選び抜かれた素材や芝丈なので、初心者でも扱いやすく、美しく仕上げやすいのが特徴です。
芝助の人工芝は裸足、寝っ転がれることを念頭において、適度な密度、毛の太さ(固さ)で作ってます。ですので、チクチクする心配もなし。お子様やペットがお外で遊ぶ場合も安心です。
また、防草シートやテープなどの施工資材もすべて揃えられるので、「何を用意すればいいか分からない…」という方でも安心。しかも、カットしやすく、敷き方もしっかりガイドされているので、初めての方でもスムーズに進められます。
安心のサポート体制も充実の芝助
人工芝DIY施工での疑問にお答えします
人工芝の施工にあたっての疑問点を解消するため、購入後、何回でもLINE・メールでご質問いただけます。また施工場所によって施工に必要な道具、施工する際の注意点などのアドバイスが可能です。
安心の3年保証
購入後3年以内に破れてしまった場合は、ご購入代金を返金いたします。ただし、スポーツ利用、大型犬ドッグランでのご利用、自然災害、故意によるものは除きます
「DIYだけど、プロ並みの仕上がりにしたい」「見た目にもこだわって、おしゃれな庭を作りたい」そんなあなたにこそ、芝助の人工芝はぴったりです。プロ品質と手厚いサポートで、理想のお庭づくりを応援します。お気軽にお問合せください。
https://shibasuke.jp/diy/