コメリの人工芝の特徴・価格・使用感は?DIYに失敗しないための初心者向けガイド

「庭やベランダをDIYしたい!週末にホームセンターに行って人工芝を見てみよう」
「うちの庭にはどの人工芝がいいんだろう?」
人工芝は見た目が似た商品が多く、初めてのDIYでは迷ってしまいがちです。
そんなとき候補に入れたいのが、全国に1,230店舗を展開するホームセンター「コメリ」。地方や郊外にも出店しており、実際に芝を手に取って確認できる安心感があります。
※店舗数は2025年8月の情報です
この記事では、DIY初心者にもわかりやすく、コメリの人工芝の特徴・口コミ・選び方を、人工芝専門業者「芝助」の目線で解説します。
ホームセンター「コメリ」が選ばれる4つの理由
出典:公式インスタグラム
①全国1,230店舗・地域密着型
コメリは全国1,230店舗を展開しており、大型店だけでなく小型店や中規模店もそろえています。そのため、都市部だけでなく人口の少ない地域でも、生活に必要な資材を身近なお店で手に入れることができます。
人工芝のように「実際の色味や手触りを確認してから買いたい」商品でも、近くの店舗で実物を見て比べられるので、ネットの情報だけでは不安という方にも安心です。
②自社カード運営で決済が柔軟
コメリはホームセンターでは珍しく、自社でカード会社を運営しています。そのため、分割払いやポイント還元など、ライフスタイルに合わせた柔軟な支払い方法を選べます。お庭や外構DIYはどうしてもまとまった出費になりがちですが、「無理のない範囲で少しずつ払える」「ポイントで次回の買い物がちょっとお得になる」など、家計に優しく計画的に取り入れられるのが嬉しいポイントです。
③流通を一括管理(生産~販売まで)
コメリは、商品の仕入れや配送をすべて自社でコントロールしています。途中で何社も介さないので、必要な時に必要な商品を安定して供給できるのが強みです。人工芝のように追加で買い足したい場合でも、品質や規格に大きな差が出にくく、安心して利用できます。
④緑化・研究への社会貢献(利益の1%還元)
売上の一部(1%)を、地域の緑化や園芸研究に継続的に投資しているのもコメリの特徴です。例えば、出店地域の公園や街路樹の整備に役立てられたり、園芸・農業分野の研究や環境保全事業に活用されたりしています。買い物を通して、地域や環境に貢献できる点も利用者にとって嬉しいポイントです。
コメリの人工芝はどんな種類がある?基本の2タイプ
コメリの基本の人工芝は、透水穴がついている「K+BUILD リアル人工芝」と、全面透水仕様でコメリの通常の人工芝の約3倍の排水力をもつ「K+BUILD 水はけが良い 防草 軽量 リアル人工芝」の2種類です。
それぞれの価格は以下のようになります。
比較項目 | サイズ・芝丈 | 価格(税込) |
---|---|---|
「K+BUILD リアル人工芝」 | 20mm × 幅1m × 長さ2m | 3,980円 |
20mm × 幅1m × 長さ10m | 17,800円 | |
20mm × 幅2m × 長さ4m | 15,800円 | |
20mm × 幅2m × 長さ10m | 32,800円 | |
35mm × 幅1m × 長さ2m | 4,480円 | |
35mm × 幅1m × 長さ10m | 19,800円 | |
「K+BUILD 水はけが良い 防草 軽量 リアル人工芝」 | 35mm × 幅1m × 長さ10m | 22,800円 |
35mm × 幅2m × 長さ10m | 42,800円 |
※価格は2025年10月時点での情報です(全て税込)
「K+BUILD リアル人工芝」の特徴
①4色ミックスで自然な見た目を再現
コメリのリアル人工芝は、濃淡の異なる4種類の芝葉を組み合わせています。鮮やかな緑・若緑・枯れ色をバランスよく配合し、一年中みずみずしく自然な景観を演出。さらにウェーブ状の芝葉が混ざることで、立体感とクッション性が高まり、見た目だけでなく踏み心地も向上しています。
②十字パイル加工でヘタリに強い
コメリのリアル人工芝は、芝葉が「十字型」に縫製されており、従来品よりも腰があり倒れにくいのが特長です。自然に芝が立ち上がるため、ボリューム感が長持ち。復元性も高いため、日常的に歩いても芝が寝にくく、面倒なブラシ掛けを頻繁にしなくてもきれいな状態を維持できます。
③透水穴つきで水はけ良好
裏面には透水穴があり、雨水が溜まりにくい構造。水はけの良さから庭だけでなく、ベランダやテラスといった限られたスペースにも安心して使えます。排水性がしっかりしているので、衛生面でもメリットがあります。
④安全性と品質へのこだわり
- FIFA公認の工場で製造
- 有害な重金属を含まない安全素材を使用高温
- 低温に強いオールシーズン仕様
- 防炎加工により、屋外でも燃え広がりにくく安心
これらの特徴により、家庭用はもちろん、ペットや子どもが遊ぶスペースでも安心して利用できる品質となっています。
「K+BUILD 水はけが良い 防草 軽量 リアル人工芝」の特徴
出典:コメリ
①全面透水仕様で抜群の排水性
「K+BUILD 水はけが良い 防草 軽量 リアル人工芝」は、一般的な人工芝に比べて約3倍の排水力を実現(当社比)。裏面全体から水が抜ける構造のため、水が溜まりにくく、衛生的に使用できます。ベランダやテラスなどの屋外スペースにも最適です。
②防草機能で雑草を抑制
透水構造でありながら、雑草が生える隙間を抑える設計。人工芝を敷くことで、庭や花壇まわりの草取りの手間を軽減できます。
③約30%の軽量化で施工しやすい
従来品(芝丈35mm)より約30%軽量化。広い面積を施工する際や持ち運びの際も負担が少なく、DIY初心者でも扱いやすいのが特徴です。
④4色ミックスでリアルな見た目
鮮やかな緑・若緑・枯れ色を組み合わせた4色配合で、天然芝のような自然な濃淡を表現。ウェーブ加工された芝葉が立体感とクッション性をプラスし、見た目と触り心地を両立しています。
⑤十字パイル加工でヘタリに強い
芝葉を十字型に縫製することで腰が強く、倒れにくい構造。復元性も高く、長期間ボリューム感を維持できます。ブラシ掛けの手間を減らせるのも嬉しいポイントです。
⑥安全性と品質へのこだわり
- FIFA公認の工場で製造
- 有害な重金属を含まない安全素材を使用高温
- 低温に強いオールシーズン仕様
- 防炎加工により、屋外でも燃え広がりにくく安心
これらの特徴により、家庭用はもちろん、ペットや子どもが遊ぶスペースでも安心して利用できる品質となっています。
初めてDIYをする方向け「コメリ」の人工芝選び方のポイント
①水はけを重視したい方
→ 「K+BUILD 水はけが良い・防草・軽量タイプ リアル人工芝」
裏面が全面透水仕様になっており、通常品の約3倍の排水力(当社比)を実現。雨が降っても水が溜まりにくく、ベランダやテラスにも衛生的に使えます。「雨上がりも快適に使いたい」という方におすすめです。
②雑草対策をしっかりしたい方
→ 「K+BUILD 水はけが良い・防草・軽量タイプ リアル人工芝」
芝の下から雑草が生えにくい構造になっているため、草取りの手間を大幅に軽減できます。庭の景観を長くきれいに保ちたい方や、雑草処理に時間をかけたくない方に最適です。
③価格を抑えて気軽に試したい方
→ 「K+BUILD リアル人工芝」
1m単位から手頃な価格で購入できるため、「まずは人工芝DIYを試してみたい」という方にぴったり。初めてでも導入しやすく、コストを抑えながら庭やベランダをきれいに見せられます。
④庭の形が複雑で、無駄なく敷きたい方
→ 「K+BUILD リアル人工芝」
サイズ展開が豊富なので、必要な長さに合わせて選びやすく、無駄を出さずに施工できます。複雑な形の庭やスペースでもフィットしやすく、カットも簡単。DIY初心者でも仕上がりがきれいになりやすい点が魅力です。
コメリの人工芝の実際の口コミまとめ
「K+BUILD リアル人工芝」 35mm
◎高評価ポイント
- 4色の芝の混合でリアルさを追求
- 芝が柔らかく触り心地が良好
- 透水穴つきで雨が降っても水たまりになりにくい
- 防炎加工済みで室内利用に適している
▲気になるポイント
- 全体的に芝が寝ていて人工物感が強い
- クッション性が低く芝の密度にばらつきがある
- UVカット加工が施されていないため紫外線に注意が必要
マイベストの口コミを参照
人工芝専門業者「芝助」の代表がコメリの人工芝を実際に検証!芝丈20mmと35mmの違いをレビュー
レビューをするのは、人工芝専門業者「芝助」の代表。実際にコメリの「K+BUILD リアル人工芝」の20㎜・35㎜の2種類を購入し、自ら検証を行った結果をまとめました。専門の立場から、使い心地や品質について率直にお伝えします。初めてDIYをする方に向けて、芝生の長さや密度をプロ視点からお届けします。
「K+BUILD リアル人工芝」:芝丈20mm
◎高評価ポイント
「K+BUILD リアル人工芝」芝丈20mmの魅力は、公園の天然芝のように自然な見た目に仕上がっている点です。裏面には透水穴が備わっているため水はけも良く、施工もしやすい構造になっています。素材も一般的で扱いやすく、さらに耐候年数が7~8年と市販品としては長めに設定されているため、安心して長く使えるのも高評価ポイントです。
▲気になるポイント
芝丈が20mmと短いためクッション性はやや物足りず、踏むと地面の硬さを感じやすい点が気になります。また、全体として「THE・普通」といった印象で、突出した特徴や高級感は少ないため、特別な質感やこだわりを求める方には物足りなさを感じるかもしれません。
「K+BUILD リアル人工芝」:芝丈35mm
◎高評価ポイント
「K+BUILD リアル人工芝」芝丈35mmは、ほんのり青みを帯びた色合いが特徴ですが、全体としては自然な見た目に仕上がっています。芝丈は35mmと長めで、密度やクッション性も中程度。裏面には透水穴があるため水はけも良く、施工性も問題ありません。耐候年数は7~8年と市販品のなかでは長めに設定されており、耐用年数が明記されている点も安心材料になります。クセが少なく扱いやすいため、屋外で長期使用を前提にしつつ、ある程度の踏み心地も欲しい方にとっては堅実な選択肢と言えるでしょう。
▲気になるポイント
全体的に「THE・普通」といった印象で、特に際立った個性はありません。青みのある色合いも設計上の意図ではありますが、人によっては好みが分かれる可能性があります。突出した特徴を求める方にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。
総評 芝丈20mm vs 35mmはどっちが良い?
※写真左:芝丈20mm ・写真右:芝丈35mm
値段差にもよりますが、庭にあまり出ず、主に雑草対策が目的であれば20mmで十分だと感じました。一方で、庭に出る機会が多く、見た目の高級感や踏み心地を重視するなら35mmがおすすめです。
どちらも大きなクセがなく扱いやすい人工芝で、耐用年数も7~8年と長めに設定されているため、コストパフォーマンスの面では優秀だと思います。最終的には、実際に手に取って見比べ、自分の庭での使い方や求める雰囲気に合わせて選ぶのが良いでしょう。
比較項目 | 芝丈20mm | 芝丈35mm |
---|---|---|
価格(税込) 1m × 2m |
3,980円 | 4,480円 |
価格(税込) 1m × 10m |
17,800円 | 19,800円 |
密度 | 低 | 中程度 |
色味 | 自然 | 少し青みを帯びた自然色 |
リアルさ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
手触り | 固め | 普通 |
クッション性 | ★★☆☆☆(短い芝のため硬さを感じやすい) | ★★★☆☆(中程度の柔らかさ) |
水はけ | 普通(透水穴あり) | 普通(透水穴あり) |
耐久性 | 普通(耐候年数7~8年と明記) | 普通(耐候年数7~8年と明記) |
設置のしやすさ | 普通 | 普通 |
総合評価 | ★★★★☆(自然な見た目でコスパ良好) | ★★★☆☆(扱いやすいが特徴は控えめ) |
※価格は2025年10月時点の情報です。
専門業者「芝助」の人工芝が選ばれる理由
お庭をDIYするなら、できるだけ長く、美しい状態を保ちたいものですよね。その願いを叶えてくれるのが、人工芝専門店「芝助」です。名古屋を拠点に東海・関西・九州エリアで施工実績を重ね、年間200件ほどの現場で実際に使われている人工芝をDIY用として販売しています。ここでは、芝助のDIY人工芝が支持されている理由をご紹介します。
1.天然芝に近いリアルな見た目
芝助の人工芝は、緑の芝葉だけでなく、枯れ色を織り交ぜて自然な濃淡を再現しています。さらに「テカリ防止加工」が施されており、ホームセンター品でよく見られる不自然な光沢感を抑制。庭に敷いたときの仕上がりは、施工現場でも「本物と見間違える」と評価されています。
2.耐久性と雑草対策で長持ち
ホームセンターの人工芝は数年で色あせや劣化が進むことが多いですが、芝助の商品は約10年の耐久性を実現。紫外線に強く、芝葉が抜け落ちるリスクも少ないため、長期的に安心して使えます。さらに、防草シートや資材も合わせて販売しているので、雑草対策までトータルでカバーできます。
3.DIY初心者でも施工しやすい設計
人工芝はジョイント部分の処理が難しいと言われますが、芝助の人工芝は芝葉の並びがまっすぐに縫製されているため、継ぎ目を合わせても自然に仕上がります。縫い目に沿ってカットすれば真っ直ぐ切れるので、DIY初心者でも施工後の完成度が高くなりやすい点が大きな強みです。
4.FIFA認定工場で製造された高品質
芝助の人工芝は、国際基準を満たすFIFA認定工場で生産されています。防炎・UVカット・重金属不使用など、第三者機関による試験をクリアしており、小さなお子様やペットのいる家庭でも安心して使用できます。
5.安心のアフターサポート
購入後もLINEやメールで、施工方法や資材選びについて何度でも相談可能。さらに3年保証がついており、万が一破損しても安心です。実際に「購入後のフォローが手厚いから安心できた」という口コミも多く寄せられています。YouTubeやInstagramでも施工方法を公開しており、映像で学びながらDIYできるのも心強いサポートです。
6.必要な分だけ買える「切り売り対応」
通常、人工芝は2m×10mの大判ロールが多く、庭の形によっては無駄が出がちです。芝助では2m×3mなど小さめの規格での販売も行っており、「必要な分だけ欲しい」という声にお応えしています。結果として無駄なコストを抑えられるのも、専門店ならではの魅力です。
コメリの人工芝と専門業者「芝助」初めてのDIYにはどっちが向いてる?目的別に整理
初めてのDIYは失敗したくないですよね。お休みを使って作業するので、「あれ?思っていたのと違う!」と後悔しないために、あなたのお庭の状態に合ったものをチョイスしたいですよね。
ここでは、ホームセンター「コメリ」と人工芝専門店「芝助」の特徴を比べながら、目的別におすすめの選び方を整理しました。
気軽に試してみたい方 → コメリの人工芝
コメリの強みは、全国に店舗があるため「実物を見てから購入できる」こと。芝の色味や手触りをその場で確認できるので、ネットだけでは不安…という方にも安心です。価格も手頃なので、まずは短期間だけ試してみたい、庭やベランダを一時的にきれいに見せたい、という方に向いています。
ただし、市販品は数年で劣化しやすく、UV加工がないため屋外では色あせが早いという声も。長期的に使う場合は、何度も張り替えが必要になる可能性があります。
お庭の雑草対策がしたい方 → 芝助の人工芝
芝助の人工芝はホームセンター品に比べて耐久性が強いため、数年で芝葉が抜けたり劣化して雑草が生えやすくなる心配が少なくなります。
また、人工芝の下に敷く「防草シート」や固定資材も同時に販売されているため、セットで導入することで効果を最大化できます。実際に施工現場で使われている資材をDIY用に販売しているので、初心者でも安心です。
長くきれいに使いたい方 → 芝助の人工芝
施工現場でも採用されているプロ仕様で、耐久性は約10年。天然芝と見間違えるほどリアルな見た目が続き、長期間張り替えの必要がないため、結果的にコスパも高くなります。「きれいが長持ちする庭を作りたい」という方に最適です。
DIYでも失敗したくない方 → 芝助の人工芝
芝助の人工芝は芝葉がまっすぐ縫製されているため、ジョイント部分も自然につながり、初心者でも仕上がりがきれいになります。さらに購入後はLINEやメールで何度でも相談でき、3年保証もついているので「困ったらすぐに聞ける」安心感があります。
ホームセンターの人工芝は価格の手軽さや入手しやすさが魅力ですが、「仕上がりの美しさ」や「長期間の安心感」を重視するなら、専門店の人工芝も選択肢としておすすめできます。
どの商品が自分の庭に合うのか迷ったときは、人工芝専門店 「芝助」 に相談してみてください。専門スタッフが丁寧にアドバイスしますので、初めての方でも安心してDIYに挑戦できますよ。