人工芝とは?人工芝のメリットとデメリットを人工芝専門店が紹介
人工芝は、近年注目を浴びている庭やスポーツ施設の人気アイテムです。
その魅力とは一体何なのでしょうか?この記事では、人工芝のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
まずは、手入れの手間が少なく、長期間美しさを保つことができる点が挙げられます。また、水やりや草刈りの必要がないため、経済的な面でもメリットがあります。
一方で、天候によっては高温になることや、本物の芝と比べて硬さがあるというデメリットもあります。
人工芝を導入する際には、この記事の情報を参考にして、自分に合った選択をすることが大切です!
人工芝とは?人工芝のメリットとデメリットを紹介!
人工芝は天候や季節に左右されず一年中美しい緑の景観を楽しむことができる商品です。
手入れがほとんど不要で時間と労力を節約でき、維持費もほとんどかかりません。
雑草が生えにくく、虫も出にくいため、美しい庭を維持することができます。また、泥や土で汚れることもなく清潔に遊ぶことができます。
さらに、日当たりの悪い場所にも敷くことができるため、庭のデザインの幅が広がります。
一方で、人工芝には季節感を感じにくいというデメリットがあります。また、初期費用がかかり、8~10年程度で芝の交換が必要になることもあります。
人工芝とは?
人工芝とは、天然の芝生を模した人工的な芝のことです。
最近では、多くの人々が自宅の庭や公共の場所に人工芝を使用しています。
人工芝は、合成繊維やプラスチックなどの素材で作られており、天然芝と比べて耐久性やメンテナンスのしやすさが特徴です。
人工芝は、美しい緑の景観を維持したいが手入れが難しい場合や、芝生の育成が困難な場所に適しています。
また、人工芝は長期的に見ても比較的低コストで維持できるため、経済的な選択肢としても人気があります。
人工芝のメリット7つを紹介
人工芝には様々なメリットがあります。ここでは人工芝専門店が考える人工芝のメリットを7つ紹介していきます。
1、いつでも美しい緑の景観を楽しめる
人工芝は天候や季節に関係なく、一年中緑の美しい庭を楽しむことができます。
天然芝では、雨や乾燥などの気候条件に左右されて、芝が枯れてしまうことがあります。しかし、人工芝はそのような心配はありません。雨が降っても、日照りが続いても、常に美しい緑の芝を保つことができます。
また、人工芝は非常に耐久性があります。通常の芝では、歩行や遊びなどの使用によって、芝が傷んでしまうことがありますが、人工芝はそのような心配もありません。家族やペットが庭で遊んでも、芝が傷むことなく美しい状態を保つことができます。
さらに、人工芝は色あせにくい特徴もあります。紫外線や風雨にさらされても、色あせることなく長期間美しい状態を維持することができます。そのため、一年中美しい緑の庭を楽しむことができるのです。
いつでも美しい緑の景観を楽しみたい方にとって、人工芝は理想的な選択肢と言えるでしょう。その美しさと耐久性は、天然芝では得られない魅力です。
2、日々の手入れがほぼ不要
人工芝は、日々の手入れがほぼ不要です。天然芝のように刈り取ったり、水やりをする必要がありません。また、草刈りや肥料の施しも不要です。
人工芝は、特殊な素材で作られており、長期間美しい状態を保つことができます。雨や日光にも強く、簡単に色あせたり劣化したりすることがありません。
手入れがほぼ不要なので、忙しい方や庭の手入れが苦手な方にとっては、非常に便利な選択肢と言えます。また、手入れが不要な分、時間や労力を節約することができます。
ただし、人工芝は定期的なメンテナンスが必要です!たとえば、落ち葉やゴミが積もった場合は、掃除をする必要があります。また、汚れた場合は水洗いをすることで綺麗に保つことができます。
よくメンテナンスフリーと言われますが、0ではありません!落ち葉拾いなどの定期的なメンテナンスは必要です。
3、維持費がほとんどかからない
人工芝は維持費がほとんどかからないという点があります。
天然芝の場合、定期的な刈り込みや肥料の施工、水やりが必要ですが、人工芝はそのような手間がほとんど必要ないので、維持費用を抑えることができます。
さらに、人工芝は耐久性が高いため、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。そのため、芝の交換や修理の必要性も少なくなります。
4、雑草が生えにくいから、雑草対策に最適
人工芝は雑草対策によく選ばれる商品です。
人工芝は、土の上に敷くため、土の中から雑草の根が生えてくることがありません。また、人工芝の表面は密度が高く、雑草の種が飛んできても根付きにくいため、雑草が生えにくい環境を作り出します。
これにより、庭や公園などの人工芝のある場所では、雑草の手入れの頻度を大幅に減らすことができます。時間や労力を削減できるため、忙しい方や庭の手入れが苦手な方にとっては、大変なメリットと言えるでしょう。
5、虫が出にくい
人工芝は虫が出にくいというメリットもあります!
天然芝では、アブやゴキブリなどの害虫が生息することがありますが、人工芝ではその心配がかなり減ります。
人工芝は人工的な素材でできているため、虫が好んで寄り付きにくいのが特徴です。
また、人工芝は水はけが良いため、湿気がたまりにくくなっています(きっちり水勾配を計算して施工した場合)。
湿気が少ない環境では、虫の繁殖も抑えられるため、虫が出ることが少なくなります。
虫が苦手な方や、虫による被害を心配している方にとっては、人工芝はおすすめの選択肢です。
6、泥や土で汚れず清潔に遊べる
天然芝や土のお庭では、雨の後や水遊びの後に泥や土がついてしまい、子供たちが汚れてしまうことがありますが、人工芝なら泥や土で汚れる心配がありません。
人工芝なら雨が降っても比較的すぐ乾くので、泥や土の心配なく清潔に遊ぶことができます。
また、人工芝は砂やゴミが入り込みにくいため、掃除も簡単です。ブラシや掃除機で簡単に掃除することができます。
7、日当たりの悪い場所にも敷ける
人工芝は日当たりの悪い場所にも敷くことができます。
自然光が少ない場所でも、人工芝の美しい緑を楽しむことができるのです。これは、人工芝が光の反射率が高く、日光を効果的に利用することができるからです。
日当たりの悪い場所には、例えば建物の陰や木の下などがあります。これらの場所では、天然芝を育てることが難しいのですが、人工芝ならば日光を必要とせず、美しい緑を保つことができます。
また、日当たりの悪い場所に人工芝を敷くことで、その場所を有効活用することもできます。例えば、建物の陰に人工芝を敷くことで、お庭やテラスとして利用することができます。日光が少ない場所でも、清潔で美しい空間を作り出すことができるのです。
人工芝のデメリット7つを紹介
ここまでメリットを説明してきましたが、人工芝にもデメリットが存在します!
ここでは、人工芝のデメリット5つを紹介していきます。
1、季節感を感じにくい
人工芝のデメリットの一つに、季節感を感じにくいという点があります。
人工芝は常に緑色で美しい状態を保つことができますが、天然芝のように四季折々の表情を楽しむことはできません。
春の新緑や秋の紅葉といった季節の風景を楽しみたい方には、人工芝はあまりおすすめできません。また、季節ごとに花や草木が咲き乱れる庭の雰囲気を作りたい方にも向いていません。
ただし、美しい状態の維持が重要な場所や、季節感をあまり求めない場所には適しています。例えば、ビルの屋上やベランダ、公園の一部など、芝生の代わりとして利用されることが多いです。
人工芝は季節感を感じにくいというデメリットがありますが、その代わりに手入れの手間が少なく、いつでも美しい緑の景観を楽しむことができます。
2、初期費用が高い
人工芝を導入する際には、初期費用がかかります。
人工芝自体の価格は、天然芝に比べて高い傾向にあります。また、人工芝のみの金額だけではなく、施工費や設置費用も必要になるため、総合的な費用を考慮する必要があります。
しかし、初期費用がかかるといっても、定期的な芝の張り替えや手入れの費用が不要なので、長い目で見ればコスパはいいと思います。
3、10年ほどで芝の交換が必要
人工芝は耐久性に優れていると言われていますが、人工芝専門店が耐久性の高い人工芝で施工した場合でも、10年ほどで芝の交換が必要になることがあります。
人工芝は長期間使用することで芝の毛が寝てしまったり、摩耗が進んだりするため、定期的なメンテナンスが必要です。
芝の交換は専門業者に依頼することが一般的で、古い人工芝を取り除き、新しい人工芝を敷くため、再度費用がかかります。
交換時期は、使用頻度や環境条件によって異なりますが、一般的には10年が目安とされています。定期的なメンテナンスを行い、芝の寿命を延ばすことが大切です。
4、長年使うと芝の毛が寝てしまう
人工芝を長年使用すると、芝の毛が寝てしまうというデメリットがあります。
人工芝は繊維でできており、長い時間を経ると繊維が押しつぶされてしまい、芝がフラットになってしまいます。これにより、本来の美しい見た目や柔らかさが損なわれる可能性があります。
この問題を解決するためには、定期的なメンテナンスが必要です。ブラシやコームを使って芝の毛を立て直し、フワフワ感を取り戻すことが大切です。
また、遊具などの重いものを長時間置いたままにしないことも重要です。重さによって繊維が圧迫され、毛が寝てしまう可能性が高まります。
長年使うにつれて芝の毛が寝てしまうというデメリットはありますが、定期的なメンテナンスを行うことで、美しい人工芝を維持することができます。
5、人工芝は熱い&火気(BBQ)厳禁
人工芝は太陽の熱を吸収しやすく、そのため表面温度が高くなることがあります。特に夏場や直射日光の当たる場所では、人工芝の表面が非常に熱くなることがあります。
そのため、人工芝の上で長時間歩く場合や、裸足で遊ぶ場合は熱さに注意が必要です。特に子供やペットが遊ぶ場合は、熱中症ややけどのリスクがあるため、適切な対策が必要です。
また、人工芝は耐熱性があるとはいえ、極端な熱には耐えられません。例えば、バーベキューや焚火を行う場合は、人工芝の周りに適切な距離を保ち、直接炎が触れないようにする必要があります。
人工芝を使用する際は、耐熱性に関する情報を確認し、適切な対策を取ることが大切です。耐熱性に関する制限や注意事項を守ることで、安全かつ快適に人工芝を利用することができます。
6、静電気が発生しやすい
人工芝は静電気が発生しやすい商品です。特に湿度が下がる秋~冬にかけては、人工芝の上を歩いたあと金属部を触ると「バチッ」とくることも…。
静電気が苦手な方は、静電気抑制機能がついた人工芝を選ぶのがおすすめです。
7、人工芝は縮みやすい
人工芝の多くは裏地がゴムで出来ているため、太陽光があたる場所では時間とともに縮む傾向にあります。
縮むと壁と人工芝の間に隙間が出来てしまい、隙間から雑草は生えやすくなってしまいます。そのため、弊社(芝助)では、外周すべてに数センチの余尺を取り、縮んでも隙間が出来にくい工夫をしています。
人工芝のメリット・デメリットまとめ!
ここまで人工芝のメリット・デメリットを紹介してきました。
人工芝の最大メリットは、雑草対策を行いながら、美しい緑の景観をいつでも楽しめることです。日々の手入れもほぼ不要で、維持費もほとんどかかりません。また、虫も減るため、虫嫌いな方にはおすすめです。小さいお子さん・ワンちゃんも泥や土で汚れることなく、遊ぶことが出来ます。
一方、人工芝のデメリットは、季節感を感じにくかったり、初期費用が高く、10年程度で芝の交換が必要になることなどが挙げられます。
もし、人工芝の導入を悩まれている方は、自身のニーズや環境に合わせて検討するのが良いと思います。
不明点などあれば、いつでもお問合せください。