庭にパターゴルフの練習場を作る方法!DIYに必要な道具や手順、費用をわかりやすく解説します
「庭のスペースを活用して、自宅で気軽にゴルフの練習ができたらいいな」と、考えたことはありませんか?
特にパターはスコアに直結する重要なプレー要素であり、日常的に練習できる環境があれば理想的だと感じている方も多いでしょう。
最近では、人工芝を使って庭にパターゴルフの練習場を作るケースも増えています。
しかし、実際にDIYしようとした際、「どんな道具が必要なのか」「費用はどれくらいかかるのか」「DIYでも本格的な仕上がりになるのか」などの疑問を感じる人も少なくありません。
当記事では、庭にパターゴルフの練習場をDIYで作る方法について、必要な道具や費用の目安、施工手順などを分かりやすく解説します。
自宅の庭にパターゴルフの練習場は作れる?
結論からいうと、庭にパターゴルフの練習場をDIYで作ることは可能です。
実際に人工芝を使って、自宅に簡易的なパター練習スペースを設けている人も多く見られます。
ただし、仕上がりのクオリティによってDIYの難易度が大きく変わる点には注意が必要です。
パターグリーンのクオリティによってDIYの難易度は変わる
DIYでの仕上がりのクオリティは「どこまで再現したいか」によって、大きく異なります。
例えば、ボールをまっすぐ転がすだけのシンプルな練習環境であれば、比較的簡単にDIYで作ることが可能です。
一方で、ゴルフ場のような本格的なグリーンを再現しようとすると、難易度は一気に高くなるでしょう。
本格的なグリーンをDIYで作るのが難しい理由
パター練習では、ボールの転がりが非常に重要です。その精度は人工芝の種類だけでなく、下地の平滑さや硬さ、施工の正確さによって大きく左右されます。
わずかな凹凸でもボールの軌道に影響が出るため、見た目以上に繊細な作業が求められるでしょう。
さらに、本格的なグリーンでは水はけを確保するための排水設計や、適度な傾斜をつけるための下地づくりが必要です。
これらは一般的な人工芝のDIYよりも難易度が高く、専門的な知識や施工技術が求められるケースも少なくありません。
DIYでパターゴルフの練習場を作る際は、「どの程度のクオリティを求めるのか」をあらかじめ明確にしておくことが重要です。
手軽な練習スペースであればDIYでも十分に対応できますが、本格的な仕上がりを目指す場合は、専門業者への依頼も視野に入れて検討するとよいでしょう。
パターゴルフの導入を専門業者に依頼するメリット・デメリットについては「より本格的なパターグリーンを作りたいなら専門業者への検討も」の章で、詳しく解説しています。
庭にパターゴルフの練習場を作るメリット・デメリット
庭にパターゴルフの練習場をDIYで作ることは、手軽さやコスト面でのメリットがある一方で、仕上がりや施工の難しさといったデメリットも存在します。
DIYでパターゴルフの練習場を作る際のメリット・デメリットは次のとおりです。
DIYでパターゴルフ練習場を作る3つのメリット
- 自分のペースで施工できる
- 施工の費用を抑えられる
- 自分好みにカスタマイズできる
DIYでパターゴルフ練習場を作る3つのデメリット
- 下地づくりが難しい
- 見た目の仕上がりに差が出る
- 使用感や耐久性に差が出る
では、それぞれについて順にみていきましょう。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るメリット①】自分のペースで施工できる
業者に施工を依頼する場合は、施工日程の調整や工期の制約などがありますが、DIYであれば休日や空いた時間を活用しながら、少しずつ作業を進めることができます。
また、実際に作業を進めながらレイアウトや仕上がりを調整できるため、自分の理想に合わせて柔軟に施工できるのも魅力です。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るメリット②】施工の費用を抑えられる
DIYであればパター練習場を作る際に必要な材料費や工具費のみで施工できるため、業者に依頼する場合と比べて費用を抑えられる傾向があります。
簡易的なパター練習スペースの場合、数万円程度で作ることも可能であり、コストを重視したい人には魅力的な選択肢です。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るメリット③】自分好みにカスタマイズできる
DIYであればサイズや形状、レイアウトなどを自由に設計できるため、自分の練習スタイルに合わせたパターゴルフ場を作ることができます。
例えば、距離を長く取ったり、カップの位置を調整したりと、目的に応じたカスタマイズができる点もメリットのひとつです。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るデメリット①】下地づくりが難しい
パターゴルフではボールの転がりが重要になるため、地面の平滑さや硬さを均一に整える必要があります。
しかし、この下地づくりは見た目以上に難しく、DIYでは精度にばらつきが出やすい工程です。
少しでも下地に凹凸が残ってしまうと、ボールの軌道に影響が出てしまいます。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るデメリット②】見た目の仕上がりに差が出る
人工芝同士の継ぎ目処理や人工芝を敷く向きによって、見た目の仕上がりに大きな差が出ることがあります。
施工に慣れていない場合、不自然なつなぎ目やズレが目立ってしまうケースもあるため、人工芝の見た目の美しさを重視する人にとってはデメリットとなるでしょう。
【DIYでパターゴルフ練習場を作るデメリット③】使用感や耐久性に差が出る
DIYの場合、使用する人工芝の種類や施工精度によって、ボールの転がりや芝の耐久性に差が出ることがあります。
特に下地づくりが不十分な場合は、長期間の使用によって人工芝に凹凸が発生しやすく、結果的にメンテナンスの手間が増えてしまう可能性も考えられます。
庭にパターゴルフ練習場を作るのに必要な道具
庭にパターゴルフの練習場をDIYで作るためには、人工芝だけでなく、下地づくりや施工に欠かせないさまざまな道具を揃える必要があります。
使用する道具や施工精度が仕上がりに大きく影響するため、あらかじめ必要な道具を把握し、適切な準備を行うことが大切です。
DIYでパターゴルフの練習場を作る際に、必要な道具は次のとおりです。
パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具
- パター用の人工芝
- 防草シート
- 砕石・砂
- 転圧工具
- カッターと接着テープ
- ゴルフカップ
では、それぞれについて順にみていきましょう。
【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具①】パター用の人工芝
まず人工芝の種類は一般的な景観用のものではなく、パターゴルフ用に設計されたものを選びましょう。
パターゴルフ用の人工芝は芝丈が短く、密度が高いためゴルフボールが転がりやすく、グリーンに近い打感を再現できます。
人工芝の芝丈は8〜12㎜程度で、つなぎ目の少ないロールタイプを選ぶことで、より自然な仕上がりに近づけられます。
購入方法としては、Amazonや楽天市場などの通販サイト、人工芝専門業者の直売サイトのほか、ホームセンターでスタッフに相談しながら選ぶ方法もおすすめです。

【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具②】防草シート
防草シートは人工芝の下に敷くことで、雑草の発生を抑える役割があります。
雑草が生えてしまうと人工芝が浮いたり、見た目や使用感に影響が出てきたりするため、長くきれいに使うためには欠かせないアイテムです。
購入方法は人工芝と同じく、Amazonや楽天市場などの通販サイト、人工芝専門業者による直売サイト、またはホームセンターで手に入れることができます。

【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具③】砕石や砂
下地を安定させるための必需品です。
砕石や砂を敷いてしっかりと整地することで、地面の凹凸をなくし、ボールが均一に転がる状態を作ることができます。
砕石や砂はAmazonや楽天市場、ホームセンターでも購入可能ですが、施工面積が広いと必要量が増えて割高になるため、土木資材を販売する専門業者での購入がおすすめです。
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出典:コーナンeショップ
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【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具③】転圧工具
転圧工具は砕石や砂を固めて下地を安定させるための道具です。
転圧が不十分だと、施工後に地面が沈んだり凹凸が発生する原因になるため、仕上がりを左右する重要な工程となります。
転圧工具は、カインズやコメリ、コーナンなどのホームセンターでレンタルできる場合が多く、費用は1日あたり数千円程度が目安となっています。
施工面積が小さい場合は、「タンパー」と呼ばれる手動の転圧工具でも対応できます。
範囲が広い場合は均一に固めるためにある程度の力と手間が必要になるため、電動工具の使用がおすすめです。

【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具④】カッターと接着テープ
カッターは人工芝のカットに使用し、接着テープは人工芝同士の継ぎ目を固定するために使用します。
人工芝は見た目以上に厚みがあり、刃の切れ味によって仕上がりに差が出るため、カッターは必ず厚物用を使用し、切れ味が落ちたらこまめに替刃に交換することが重要です。
接着テープは人工芝専用のジョイントテープを使用しましょう。
専用テープは屋外での使用を想定して設計されており、耐久性や接着力に優れているため、継ぎ目のズレや浮きを防ぐことができます。
ジョイントテープはAmazonや楽天市場などの通販サイトのほか、人工芝専門業者の直売サイト、ホームセンターでも購入可能です。

【パターゴルフ練習場のDIYに必要な道具⑤】ゴルフカップ
単なる穴でも代用できますが、専用のゴルフカップを使用することで、ボールが自然に入りやすくなり、より実際のゴルフに近い感覚で練習ができます。
パター用のカップは、Amazonや楽天市場などの通販サイトで購入可能ですが、実物を確認しながら選びたい場合は、ホームセンターやゴルフ用品店など店舗での購入もおすすめです。

出典:楽天市場「スマホケースや雑貨のウォッチミー」
関連記事:マーカー付ホールカップ
庭にパターゴルフの練習場を作る手順
庭にパターゴルフの練習場をDIYで作る際は、大きく分けて以下のような流れで施工を行います。
DIYで庭にパターゴルフ練習場を作る手順
- 整地
- 下地づくり
- カップの設置
- 防草シートを敷く
- 人工芝を敷く
では、それぞれについて順にみていきましょう。
【パターゴルフ練習場を作る手順①】整地

まずは施工する場所の雑草や石を取り除き、地面を平らに整えます。
スコップやレーキを使って土をならし、大きな凹凸がない状態にすることがポイントです。
雑草が残っていると後から盛り上がる原因になるため、根からしっかり取り除きましょう。
【パターゴルフ練習場を作る手順②】 下地づくり


次に砕石や砂を敷き、転圧工具を使ってしっかりと地面を固めます。
下地にできるだけ凹凸が出ないようにし、全体が水平になるよう意識しましょう。
この工程は下地の平滑さによるボールの転がりに大きく影響するため、電動工具を使ってしっかり地面を固めることが大切です。
【パターゴルフ練習場を作る手順③】 カップの設置

カップは、防草シートを敷く前の下地づくりの段階で設置します。
あらかじめ位置を決めたうえで、砕石や砂の層にカップを埋め込み、周囲をしっかりと固めて固定することが重要です。
その後は、防草シートや人工芝を仮敷して、カップの位置にあわせて防草シートや人工芝をはさみやカッターで切り抜きます。
カップの形に合わせた防草シートや人工芝の詳しい切り方については、後に紹介する芝助youtube動画内にある、雨水桝の部分の施工方法をご参考ください。
【パターゴルフ練習場を作る手順④】 防草シートを敷く

雑草の発生を防ぐために、防草シートを敷きます。
シートに隙間があるとそこから太陽光を浴びた雑草が生えてくるため、重ね幅を確保しながら丁寧に敷くことがポイントです。
シート同士は10cm程度重ねて敷き、ズレや隙間ができないように養生テープなどを使ってしっかり固定しましょう。
【パターゴルフ練習場を作る手順⑤】 人工芝を敷く

設置スペースに合わせて人工芝をカットしながら敷き、つなぎ目の部分は裏面から専用テープを貼ってしっかり固定します。
人工芝同士の継ぎ目に段差ができるとボールの転がりに影響するため、なるべく重ならないよう平らに仕上げることが重要です。
また、芝目の方向がバラバラだとボールの転がりだけでなく見た目の美しさにも影響するため、一度人工芝を仮敷きして芝の向きを揃える必要があります。
人工芝の向きについては関連記事:DIYに失敗しない人工芝の正しい向きと敷き方のコツをご紹介します!で詳しく解説していますので、こちらもあわせてご参考ください。
最後に人工芝の端の部分をピンを打って固定します。ピンを打つ箇所が多すぎると凹凸の原因に繋がってしまうので、端の部分のみに使用しましょう。
人工芝施工の流れは、芝助のYouTubeチャンネルで配信されている以下の動画でも詳しく解説しています。
ぜひこちらの動画もあわせてご確認ください。
庭にパターゴルフの練習場を作る費用相場はどれくらい?
庭にパターゴルフの練習場をDIYで作る場合、施工する広さや使用する材料によって費用は大きく変わりますが、一般的には数万円〜十数万円程度が目安となります。
DIYで庭にパターゴルフの練習場を作る際にかかる、主な費用の内訳は次のとおり。
庭にパターゴルフ練習場を作る費用相場一覧
| 材料・道具 | 費用相場 |
|---|---|
| 人工芝 | 2,000円〜/㎡ |
| 防草シート | 500円〜/㎡ |
| 砕石・砂 | 1,000円〜/㎡ |
| ジョイントテープ | 2,000円〜 |
| ゴルフカップ | 1,500円〜 |
| 転圧工具(レンタル代) | 2,500円〜/日 |
| カッターやスコップなど | 2,000円〜 |
パターゴルフ練習場のDIYでは、人工芝の種類だけでなく下地づくりを含めた施工精度によって仕上がりに大きな差が出ます。
費用を抑えることも重要ですが、長く快適に使える環境を作るためには、材料選びと施工のバランスを意識することが大切です。
これらの費用はAmazonや楽天市場などの通販サイトや、ホームセンターでの販売価格、人工芝専門業者が販売する商品の相場をもとに算出しています。
実際の費用は、使用する材料の品質や施工面積、地域によっても変動するため、あくまで目安として参考にしてください。
より本格的なパターグリーンを作りたいなら専門業者への検討も
より本格的で手入れがしやすく、見た目も美しい仕上がりを目指す場合は、人工芝専門業者への依頼も検討する価値があります。
パター練習場の施工は一見シンプルに見えますが、「下地の精度」や「傾斜設計」の技術力によって、ボールの転がりや芝の耐久性に大きな差が出ます。
庭にパター練習場を作る際、地面はできるだけ平滑に仕上げることが重要です。
しかし実際には、わずか1〜2mm程度の凹凸でもボールの軌道に影響が出るため、見た目では分からないレベルでの調整が求められることに。
砕石や砂を敷いた後に転圧を行う際も、全体を均一な硬さで固める必要があり、力のかけ方や回数によって仕上がりに差が出ることがあります。
さらに、水はけを考慮した「排水勾配」を適切に設けることも、本格的なパターゴルフの施工には欠かせません。
実際のゴルフ場では、地下に排水管を通すなどの大規模な排水設備が整えられており、常に水はけの良さが維持されるよう設計されています。

出典:グリーンフィールゴルフ倶楽部公式サイト
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一般家庭のDIYでこのような設備を導入することは難しいため、地面に適度な傾斜をつけることで排水性を確保する必要があります。
この地面の傾きが足りないと水が溜まり、逆に傾きが強すぎるとボールが意図せず転がってしまうため、排水勾配の設置は非常に繊細な技術が求められます。
DIYよりも費用が高くなるデメリットはありますが、見た目や実用性に優れた環境を実現したい場合は、専門業者への依頼もひとつの選択肢です。
芝助では、ゴルフ専用の人工芝を使用し、一般家庭でも本格的なパターグリーンを再現する施工を行っています。
製作の一つひとつがオーダーメイド設計のため、グリーンのデザインやボールスピード、カップの位置などもお客様の要望にあわせて仕上げることが可能です。

自宅の庭やベランダにパターゴルフ練習場の導入を検討されている場合は、ぜひ人工芝専門の芝助にご相談ください。
▼パターゴルフの施工に関する「芝助」へのご相談はこちら
庭にパターゴルフの練習場を作るなら「目的に合った方法選び」が重要
自宅の庭にパターゴルフの練習場をDIYで作ることは、ポイントを押さえれば十分に実現可能です。
実際に、人工芝や防草シート、砕石などの材料を揃えれば、自宅でも気軽にパター練習ができる環境を整えることができます。
しかし、パター練習ではボールの転がりが重要になるため、下地の精度や排水設計が仕上がりに大きく影響します。
わずかな凹凸や傾斜の違いでもプレーに影響するため、施工の丁寧さがそのまま練習環境の質につながる点には注意が必要です。
費用を最低限に抑えて手軽に簡易的なパターゴルフの練習場を作る場合はDIYがおすすめですが、ボールの転がりや傾斜にこだわって本格的なゴルフ場を再現したい人は専門業者への検討も視野に入れるとよいでしょう。
DIYと専門業者への依頼にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、「どこまでクオリティを求めるか」を基準に選ぶことが大切です。
庭にパターゴルフの練習場を導入する際は、自分の目的や予算に合った方法を選び、快適な練習環境を整えてみてください。













