芝助ブログ
人工芝の接着剤の必要性やコンクリート・DIYでの使用方法、注意点などについて解説しています。
人工芝をDIYで施工するとき「接着剤は必要なのか?」「どの工程でどんな接着剤を使えばいいのか?」などと、迷う人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、人工芝の施工では必ずしも接着剤が必要なわけではありません。
接着剤は主に人工芝同士のジョイントや、コンクリートなど釘が打てない下地に人工芝を固定する場合に使用します。
この記事では、人工芝に使われる接着剤の種類や施工場所ごとの使い分け、DIYで使用する方法、接着剤を使う際の注意点について詳しく解説します。
DIYでも安心して人工芝を施工できるよう、接着剤の使い方や注意点を押さえていきましょう。
人工芝の施工に接着剤は必要?
接着剤と聞くと、「瞬間接着剤」という代名詞でお馴染みの、あの商品を最初に想像された方も多いかと思いますが、いかがでしょうか。
人工芝の施工ではそういった代表的な接着剤を使用するのではなく、人工芝に使用できるジョイントテープやウレタン系接着剤などを使用します。
また、人工芝を施工する下地の種類や固定する場所によっては、テープや接着剤を使用しないケースもあります。
この章では、人工芝のジョイントに使用するジョイントテープやコンクリート・アスファルト、土の下地それぞれに対する人工芝の固定方法について、それぞれ解説します。
人工芝同士をジョイントする場合
人工芝の施工で接着剤の使用頻度が最も高い工程が、この人工芝同士のジョイントです。
ジョイントとは、複数の人工芝を繋げて1枚の芝に仕立てる工程のことを指し、主に敷地面積が広い場所で人工芝を施工する場合に行います。
芝助では、DIYで人工芝同士をつなぎ合わせる際は「ジョイントテープ」の使用をおすすめしています。
U字ピンなどで固定する方法もありますが、人工芝は製品や施工環境によって収縮することがあり、継ぎ目に隙間ができて見栄えが悪くなる可能性があるため、おすすめしていません。

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人工芝同士を繋ぐ目的の場合は片面タイプを使い、人工芝をコンクリートなどの下地に固定させたい場合は両面タイプを使用するといった使い分けをします。
コンクリートやアスファルトの下地に固定する場合
コンクリートやアスファルトなどの下地に人工芝を固定する場合は、先ほど紹介したジョイントテープの両面タイプかウレタン系接着剤を使用します。
ウレタン系接着剤には、一液型と二液型の2種類があり、家庭用人工芝の場合は一液型のウレタン系を使用するのが基本です。
二液型は主にプロの職人さんが使用する専用接着剤のため、一液型に比べて取り扱いが難しいです。DIYでウレタン系を使用する場合は、一液型の使用がおすすめです。
一液型ウレタン系にはマヨネーズのようなチューブ型のものや缶に入った大容量のものなどがあります。

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ただし、使用する素材によっては、ウレタン系接着剤が使用できない場合もあるため、商品を選ぶ際は、人工芝の裏面素材と施工する下地の両方に対応しているか、屋外で使用できるか、必要な工具や施工条件も併せて確認しておきましょう。
また、ウレタン系接着剤は製品によって施工方法が異なりますし、特に缶タイプをクシ目ゴテで均一に塗る施工は、DIY初心者には難しい場合があります。
DIY初心者や施工に自信のない場合は、両面タイプのジョイントテープを使用した人工芝と地面の固定方法がおすすめです。
人工芝と下地の両方に適合する両面テープは、接着剤を塗る工程がないため、DIYでも扱いやすい選択肢です。
下地の凹凸や表面加工、雨風の条件によっては適さない場合もあるので、使用するテープの適用条件を確認したうえで選びましょう。
土の下地に固定する場合
土の庭では、接着剤ではなく人工芝の外周や必要箇所にU字ピンを打ち込み、下の画像のように地面へ固定する方法が基本です。

庭の真ん中にピンを打つと、万が一ピンが浮き上がった際にケガにつながるおそれがあるため、基本的には人工芝の端の部分に打つことがポイントです。
下地が土の場合の人工芝施工の流れは、芝助のYouTubeチャンネルで配信されている以下の動画でも詳しく解説しています。
ぜひこちらの動画もあわせてご確認ください。
このように、人工芝の施工では必ずしも接着剤が必要なわけではなく、ジョイント部分や下地の種類に合わせて適切な固定方法を選ぶことが大切です。
DIYで人工芝に接着剤を使う方法
ここでは、DIYで人工芝同士をジョイントする場合と、コンクリートの下地に固定する場合に分けて、基本的な接着剤の使用方法を紹介します。
正しい手順と使用方法をチェックして、DIYでも本格的な人工芝の仕上がりに少しでも近づけていきましょう。
【接着剤の使用方法その①】人工芝同士をジョイントする場合
まずは、DIYでもよく施工される人工芝同士をジョイントする工程について、みていきます。
ジョイントの際は、下の画像のように人工芝の裏側から専用のジョイントテープを使用して、2枚の人工芝をつなぎ合わせていきます。

人工芝を地面に仮置きして、人工芝を両側にめくった下の部分に片面タイプのジョイントテープを敷きます。
表面のシールをべりっと剥がして、両側にめくった人工芝をゆっくり下ろしながら貼り付けていけば、ジョイント部分の完成です。
人工芝の裏面を左右それぞれテープに貼り付け、芝葉を巻き込まないように圧着します。この方法は人工芝同士をつなぐもので、地面への固定は別に行います。
ジョイントテープの選び方や正しい使い方については「人工芝施工におけるジョイントテープの必要性や貼り方・継ぎ目対策を解説」で詳しく解説しているので、こちらもぜひご参考ください。
【接着剤の使用方法その②】コンクリートに人工芝を固定する場合
コンクリートの上に人工芝を固定する場合は、片面タイプのジョイントテープか一液型のウレタン系接着剤を使用します。
固定方法には、コンクリートに直接接着剤を塗布する方法とコンクリートと人工芝同士の間に片面タイプのジョイントテープを下地に貼り付け、その上に塗布する方法があります。

接着剤の塗布量は少な過ぎず、多過ぎず、専用の工具を使ってむらなくバランスよく塗ることが大切です。
初心者がボンドを使ってきれいに施工するのは難しいため、DIYに慣れていない場合は、比較的扱いやすい両面のジョイントテープの使用がおすすめです。
人工芝に接着剤を使うときの注意点
接着剤は上手に使用すれば長期間安定して人工芝を楽しめますが、一度固定してしまうと、簡単にやり直すまたは元に戻すことが出来なくなるデメリットもあります。
接着剤の使用が後悔に繋がることを防ぐためにも、DIYで施工する際は、次の5つのポイントに注意することが大切です。
人工芝に接着剤を使用する際の注意点は、次のとおり。
【人工芝に接着剤を使用する注意点】
- 剥がしたあとに接着剤の跡が残ることがある
- 賃貸では原状回復を考える
- 排水穴(透水穴)や排水経路をふさがない
- 濡れた下地には施工しない
- 接着剤が芝葉に付着しないようにする
では、それぞれについて詳しくみていきましょう。
【接着剤の注意点その①】剥がしたあとに接着剤の跡が残ることがある
コンクリートなど下地の種類によっては、人工芝を撤去したあとに接着剤や両面テープの跡が一部残ることがあります。
これは接着剤の化学反応や下地と接着剤の成分の相性が合わないなどの原因で起こってしまうものです。
跡を残したくない場合は、使用する製品の撤去時の注意事項を確認し、下地へ直接接着する方法が適しているかどうか、施工前に検討することが大切です。
将来の張り替えや原状回復を予定している人は、施工前に固定方法を検討しましょう。
【接着剤の注意点その②】賃貸やベランダ・屋上では原状回復も考える
賃貸住宅では、退去時に元の状態へ戻す必要があるため、強力な接着剤を使用する方法は慎重に判断したほうが良さそうです。
また、ベランダや屋上では、床面の防水仕様と接着・撤去が防水層へ与える影響を確認する必要があります。
芝助でも、防水塗装への影響が心配な場合や、将来人工芝を剥がした際に跡を残したくない場合は、お客様と相談のうえで下地への直接接着を避けることがあります。
下地へ直接接着しない場合も、人工芝のずれやめくれ、風への対策、排水経路を含めて設置方法を検討しましょう。
賃貸住宅や集合住宅では、施工前に貸主・管理会社などへ設置条件を確認するのがおすすめです。
【接着剤の注意点その③】排水穴や排水経路をふさがない
人工芝には、内部に溜まった雨水などを地面へ流すための排水穴もしくは透水穴と呼ばれる水を通すための穴が付いているものがあります。

接着剤を必要以上に広い範囲へ塗ってしまうと、排水穴まで塞いでしまい、人工芝の排水を妨げる原因となってしまうため、塗布の際は注意が必要です。
特に屋外へ施工する場合は、人工芝だけでなく下地の勾配や排水経路も確認したうえで、必要な箇所へ適切に接着剤を使用することが大切です。
【接着剤の注意点その④】濡れた下地には施工しない
下地に水分が残っていると、接着剤本来の性能を発揮できず、人工芝がうまく固定されない原因になることがあります。
特に、雨の直後や翌日は下地に水分が残っていることがあるため、十分に乾燥していることを確認してから施工するのが安心です。
また、水分だけでなく、施工場所にホコリなどの粒子が溜まっていると、接着剤やテープの粘着力が弱くなって人工芝がうまく固定されない可能性があります。
乾燥していることに加えて、事前に施工する場所の砂やホコリ、汚れを取り除いてから作業を始めましょう。
【接着剤の注意点その⑤】接着剤が芝葉に付着しないようにする
接着剤や専用テープを扱うときは人工芝の表面にそれらが付着しないように気を付けて作業する必要があります。
接着剤が芝葉に付着すると、芝葉同士が固まって繋ぎ目が目立ったり、見た目の仕上がりが悪くなったりする可能性があるからです。
特にジョイント工程では粘着部分に芝葉が巻き込みやすいため、養生テープで芝葉を固定してから作業するときれいに仕上げやすくなります。

万が一接着剤が付着した場合は、無理にこすり取らず、使用した接着剤に対応した専用クリーナーやメーカー指定の方法で対処するようにしましょう。
ちなみに芝助では、一般的にさび防止として使用される潤滑剤を使用して、誤って付いてしまった接着剤を落としています。

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関連記事:KURE(呉工業) スーパー5-56 320ml 長期防錆・潤滑剤 2003
DIYが難しい場合は人工芝専門業者への依頼も検討する
接着剤を使った人工芝のDIYは、位置合わせや塗布量の調整、下地の状態確認などが必要になるため、初心者には難しい場合があります。
特にコンクリートへの固定や、複数枚の人工芝をきれいにジョイントする施工では、一度接着すると簡単にやり直せないこともあるので注意が必要です。
また、ベランダや屋上では、防水層への影響や排水経路の確保、将来的に人工芝を撤去する可能性まで考えて施工する必要があります。
DIYでの施工に不安がある場合や、仕上がりのきれいさ、長期間の使用を重視したい場合は、人工芝専門業者への依頼も検討しましょう。
多くの現場を経験した専門業者であれば、下地の種類や状態、使用目的を確認したうえで、接着剤・テープ・U字ピンなどの中から適した固定方法を判断できます。
「接着剤を使うべきか迷っている」「将来剥がす可能性がある」「コンクリートやベランダに施工したい」といった場合は、施工前に不安な点や要望などについて、よく相談しておくと失敗を防ぎやすいです。
芝助ではDIYで人工芝を施工したい方向けに人工芝や施工に必要な材料などを販売しています。
DIY用人工芝の購入後には、LINE・メールで施工上の疑問の相談が可能ですし、購入後3年以内の破れに対する返金保証もあります。
保証には対象外となる用途・条件があるため、詳しくはDIY用人工芝の販売ページをご確認ください。
DIY用人工芝の詳細については、「芝助のDIY用人工芝を購入すると3年保証とLIINE・メールでの相談サービス」をご参考ください。
もちろん芝助では、DIY用人工芝の販売だけでなく、プロによる人工芝の施工も行っております。
「DIYでの施工はやっぱり不安」「丁寧な仕上がりで長期間人工芝を楽しみたい」という方は、ぜひ芝助での人工芝の施工も併せてご検討ください。
人工芝の接着剤は施工場所に合わせて使い分けよう
人工芝の施工では、必ずしも接着剤が必要なわけではありません。
人工芝同士をジョイントする際や、下地がコンクリートなどU字ピンを打てない場所に固定する場合に、ジョイントテープやウレタン系の接着剤を使用します。
DIYで施工する際は、接着する場所や下地の状態を確認し、使用する製品の施工方法に従って作業することが大切です。
接着剤の使用に不安がある場合や、仕上がりのきれいさ、長期間の使用を重視したい場合は、人工芝専門業者への依頼も検討しましょう。
芝助では、DIY専用の人工芝販売や下地・施工場所、使用目的など、それぞれの環境に適した施工方法をご提案していますので、ぜひお気軽にご相談ください。



